◆ 大人のなかま

「こどもを育てる」という大切な仕事には、時間的にも分量的にも大きなエネルギーが必要です。 子どもは「生まれながらにして社会的な存在」といわれますが、それは親が我が子だけを大切に育てればいい、ということではありません。ひとりひとりのかけがえのない命を守り、育てるには、「親たち」という集団が、「子どもたち」という集団を育てるということでもあると思います。 我が子を、あおぞらキンダーガーデンに入園させた時点から保護者同士の出会いがはじまります。 この出会いと、一人一人の親としての思いを大切にしながら、「今の子どもたちを育てるにはどんなことを学び、どんな活動をしていけばいいのだろう」など、たくさんの意見を交流し、力をあわせて、子育てという大きな仕事を、楽しく豊かにしていけたらいいと考えています。

「一人一人を大切にする」

あおぞらの保育のなかでは「一人一人を大切にする」ことがうたわれています。 これは 大人たちも一緒です。 自分らしさ・我が家らしさを失うことなく、自分の考えを大切にしながらも、それぞれの違いを認め合って、合意をつくるという民主主義の根本を、保護者活動の中でも大切にして、活動を目指してほしいと願っています。 そして、そうした中でこそはじめて、子どもを真ん中に共に育ちあう関係が作られていくのではないかと考えています。 子育てがいつも楽しく、親になってよかったなぁという喜びをいっぱい作っていけるよう、 応援したいと思っています。

喜びと悩みは2倍と半分

あおぞらでは、子育ての喜びは伝えることで2倍に、悩みは2分の1になることを願って、
・毎日の連絡ノート
・クラスの子供たちの様子を伝えるクラス便り(週1回)
・園の様子を伝える園便り
・懇談会(年6回くらい)
・親子交流会(一緒に遊ぶ)
・在園生と1年生との交流遠足
などがあります。

自己肯定感

あおぞらの保育は、子どもたちに「自己選択・自己肯定」「他者を認め合う力」を育てる保育をすすめています。それはありのままの子どもを認めるところから出発する保育です。「あるべき子ども」ではなく「今生きている子ども」です。 それには、大人が「自分をかけがえのない存在に思う」心が大事です。失敗もかっこ悪い自分もありの心ですね。 あおぞらは、たくさんの情報をお伝えしています。それは「子ども中心」の情報です。この情報だけで、「子どもにとっていいこと」を詰め込んだら、各家庭の事情は無視され、「幻のあおぞら子ども像」になってしまいます。 結果それは苦しくなり、「あおぞららしくない」とか「こういうことを言うと・・・」と枠組みを作ってしまい、本当のことが言えない状況になってしまいます。 大切なことは「分かっていてもうまくいかない」「それじゃあ困っちゃう」と言うありのままの自分を愛して、我が子を見て「自分らしい・我が家らしい子育て」をすることです。 そして、親が子どもを愛しているように私たち保育者も、子どもを愛して保育しています。教育は、信頼と言う絆の中で花開きます。「子どものことば」は、子どもの心をくぐった「事実」であり、物事の客観的事実とは異なることが多いものです。ぜひ、疑問は直接聞いていただき、信頼関係を創っていきましょう

●保護者会

保護者会は、子どもの不利益にならないよう子どもの意見を大事にすることが求められています。そしてもう1つが、親の子育てなかまを作って子育てを楽しむ関係作りです。 その中心は「出来る人が出来ることを一生懸命やる」精神ですが、それを実現するには、「自分らしさ」を失わず、「自分で考える」「人と比較しない」「意見があったら直接言う」「違うことを認め合う」ことが求められています。保育と同じですね。 はじめは、なかなか出来なくてもそのことが自分を輝かせ、相手を傷つけない事に繋がります。一つのことを進めるには、思っても見なかったことがたくさん起こりますがそれは、その活動がうまくいっている証拠です。みんなが積極的に考えるからこその動きですから。言われたとおりしかやらない風潮の中ではとても素敵なことです。 そのことで予定を変えなければならないことは、大変ですが、係は一人で背負わずみんなで考えていきましょう。 真に成功するとは、「人と人のつながりを深めること」です。 人はみんな違っていて不完全な存在です。だからこそ違っている相手から学んで合意を創ります。そのプロセスが、人のつながりを育て「子ども理解と子育ち環境」を豊かに育てるのです。保護者会活動の本質の1つだと考えます。

●育てる会

あおぞらは、子ども達の幸せと豊かな発達を願い、「子ども達から学ぶ」という姿勢で、教育実践を積み重ねてきた教師たちと、その実践に信頼と期待をよせ、共に歩みたいという決意を持った父母たち、又この趣旨を理解され応援してくださる方々による出資などを基にして開園しました。 補助金が少なく運営する園のために、初年度から「育てる会」を結成し(現在は、卒園生が会の中心となっています)、おもに財政面の援助を続けてくださってきました。 当初は、プレハブ園舎、移転に伴う借金、保育者の研修費は、「育てる会」を中心にバザーやフリーマーケットの売上、絵画展開催、本の印税などでまかなってきました 。 そして、2008年春の耐震工事・園庭整備にも、たくさんのご協力をいただきました。 卒園しても園を応援してくださる父母のみなさまがいる園は、全国的にも余りありません。最近は、入園、卒園式への参列、プレゼント、バザーの応援など、細かいところ・大事なところで継続的に活動をしてくださっています。

●親の声

・自分の意見が言える子にしたいと思った。
・子どもをていねいに一人一人を見てくれる。
・いつまでもここに居たいと思った。
・子どもの気持ちを大事にするところ。
・どろんこ、のびのびしている。
・子どもと先生のやりとりを聞いて。
・子どもより自分が白黒しか選択肢がなく、ここでは、中間があることを知り、そのことで自分の生き方を豊かにし、楽になり、子育ても楽しくなった。
・親子を育ててもらっている。
・トラブルをしっかり聞いて対応してくれる。
・子どもの心を大事にしてくれる。親も園に通っていることが幸せになる。
・ありのままを受けてもらえて、子ども中心。
・自分を好きになれない人が多く、「自分ですばらしい」と思えるところを育てるところ。
・スタッフの目がキラキラしている。直観。自分の子ども時代を思い出す。散歩。
・心を大事にしてくれる。親も成長できる。
・子どもらしくいられるところだから。
・ここは子どもが「預けられている」のではなく、「この場所で暮らしている」と感じた。
・批判的なことを言った時「徹底します」と即、言ってくれたこと。子どもが先生を好きになったこと。
・わととから。ボランティアスタッフの親たちの声掛けが素敵だった。
・一人一人に向かい合っている姿。環境がいい。

親と園は子育てのパートナー

 保護者と保育者は、信頼関係の構築なくしてまん中にいる子どもの幸せはありません。家庭は、子どもがこの世に生まれて初めて生きる場所であり、子どもにとって「ほっとする・安心できる」人間関係の中で、生きる土台(基本的信頼感)を育てていきます。園は、子どもが集まることよって生まれる教育力を生かし、他人である大人や子ども達の中で人間大好き(社会的信頼)を育てていきます。両者は、違った立場ですが、子どもをまん中に子どもの人格形成に関わるパートナーであると考えてその為、送り迎えの時間、園だより、クラスだより、連絡ノート、懇談会、各種行事などを通して子どもの様々な姿を子どもの視点からお伝えし、親の悩みを一緒に考え「子どもって素敵だな」「親になってよかったな」と感じられるよう親力の形成を応援していきます。

あおぞらキンダーガーデン

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